東京株式市場

週明け21日の東京株式市場は下落した。前引けの日経平均株価は前週末比38.71円安の1万0804.09円と6日ぶりに反落した。一時は2月16日以来、3日ぶりとなる1万0800円割れとなる場面もあった。TOPIX(東証株価指数)は続落。円強含みのほか、北アフリカ情勢に対して消化難からいったんポジションを閉じる動きが出ている。高値警戒感からの利益確定売り、戻り待ちの売りが出た。

 リビアの最高指導者カダフィ大佐が出国したとの一部報道があり、北アフリカで相次いでいる独裁政権崩壊がサウジや中国などに波及するのではないかとの憶測も一部で出ている。北アフリカ・中東情勢ということから関係が深い欧米市場の反応が気がかり材料ながらも、日本時間の今晩、現地21日の米国出会い系市場はプレジデンツ・デーで休みとなるため、東京市場ではいったん買いポジションを解消している。ただ、先高観は根強いため、1万0800円割れの水準での買い意欲は強いと見られている。

 寄り付きの外資系の注文状況は買い越し。売り1390万株に対し買い1450万株と差し引き60万株の買い越し。ただ、金額ベースでは売り182億円に対し買い174億円と差し引き8億円の売り越しだった。バスケット取引は売りなしに対し買い200億円強となった。欧州系、ヘッジファンドの買いが継続した。

 現地18日の外為市場では、米プレジデンツ・デーに伴う3連休を控えて家出サイトポジション調整のドル売り・円買いに、円は一時83円03銭と約1週間ぶり円高値になった。東京市場では早朝83円ちょうどとなる場面があった。